この柄合わせ、しびれますよね。
教室に参加の方が持って来られたもので、蔵を整理していたらでてきたものという、
まさにお蔵入りしていたもの。
綿入りで、長襦袢らしきもの。
「これで何作ろう?」というお話だったのですが、
ついつい、
「これは、置いとこう!」
と言ったもののひとつです。
この色柄合わせ、絶妙ですよね?
赤と朱色の組み合わせ、これなんかもたまりません!
きっと古くなった着物や襦袢なんかを大切にとっておいて、
組み合わせて作ったんだろうなーと想像するのですが、
その思いつきや、センスは、その人ならでは。
もの作りの楽しいところですよねー。
この長襦袢も、まさか、時を経て、教室のみなさんにじろじろ見られることになるとは、、、
教室で今作っているものも、どこでどう受け継がれるかわかりませんよー
なんて言いながら、思いがけず楽しい勉強会になったのでした。
きものリメイクの楽しさは、着物自体に魅力があるから、
服や小物をただ作るだけでなくて、着物の色や柄、素材をまずよく見て、
それに合った用途や、かたちは何かなーと考えて、それにピタッとあてはめてあげる。
これも楽しいところで、わたしなんかは、これがたまらなく好きみたいです。