2015年9月8日火曜日

お蔵入り。












































この柄合わせ、しびれますよね。

教室に参加の方が持って来られたもので、蔵を整理していたらでてきたものという、
まさにお蔵入りしていたもの。

綿入りで、長襦袢らしきもの。

「これで何作ろう?」というお話だったのですが、

ついつい、

「これは、置いとこう!」

と言ったもののひとつです。
この色柄合わせ、絶妙ですよね?




























赤と朱色の組み合わせ、これなんかもたまりません!

きっと古くなった着物や襦袢なんかを大切にとっておいて、
組み合わせて作ったんだろうなーと想像するのですが、
その思いつきや、センスは、その人ならでは。

もの作りの楽しいところですよねー。

この長襦袢も、まさか、時を経て、教室のみなさんにじろじろ見られることになるとは、、、

教室で今作っているものも、どこでどう受け継がれるかわかりませんよー
なんて言いながら、思いがけず楽しい勉強会になったのでした。

きものリメイクの楽しさは、着物自体に魅力があるから、
服や小物をただ作るだけでなくて、着物の色や柄、素材をまずよく見て、
それに合った用途や、かたちは何かなーと考えて、それにピタッとあてはめてあげる。

これも楽しいところで、わたしなんかは、これがたまらなく好きみたいです。